◇バッグを製作する時にどの様な事に気を付けて、

革を裁断しているかをご覧頂けます。

 

当店では牛・馬・山羊・豚・トカゲ・ワニなど、

いろいろな種類の革を使います。

 

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中でも牛の革を多く使って製品を作っています。
牛革は他の動物に比べて大きく厚い革なので、
色々な大きさの製品に加工出来ます。

 

 

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一枚革のベルトや革の器など厚みが必要なので、
牛革でしか作れません。

 

牛の皮膚はとても厚いので、
革に出来る部分は1cmほどあります。

1cmの革は用途があまり無い様で、

特厚でも5mm位の様です。


革にならない部分は、
化粧品(コラーゲン)やニカワ(接着剤)になります。

 

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当店で使用している牛革は、
兵庫県姫路市の革工場から当店に届きます。

 

leather

姫路の革工場では、

樹木から抽出したタンニンを使った、
-タンニンなめし-という加工で革を作っています。

 

leather

-なめし-という方法はたくさんありますが、
-タンニンなめし-は、

古くから続く革の加工方法で、
じっくり時間をかけて

使用後に深みのある革が出来ます。

 

届いた革は薄い茶色をしています。
この色は革を作る時に付いた、

樹木から抽出したタンニンの色です。

 

そのままの薄茶色は使用を重ねると、

濃い茶色に変わり、味わいが増します。

 

赤や緑など染料を使って色々な色に染色をしていますが、
下地の薄茶色が変化すると赤がワインレッドに、
緑が深緑に変化します。

 

 

 

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吊るしてある革は、裁断途中の革です。

 

 

 

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今回は1枚の革で

大きな鞄が2つと小さな鞄が1つ取れましたが、
革の傷の多さによって

大きな鞄が取れないことも良くあります。

 

革の部位によって強度や伸び易さなどが異なりますので、
注意をしながら裁断場所を決めます。

 

少し大きめに裁断をして厚みを調整した後に、

各部品を仕上げて、
ミシンでつなぎ合わせます。

 

牛革は大きいので革工場でなめされる際に

背中で半分に裁断されます。

 

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左側がお尻・右側が頭・上は足とお腹です。

 

背中側はお腹側に比べて、

革の密度がしっかりしていて強く伸びにくいので、
強度や伸びに強い場所で持ち手を、

負担のかからない内ポケットの縁などを、
お腹側で裁断します。

 

足やお腹の部分は伸び易いので、
硬く仕上げて革の靴べらや革の器に使ったりします。

 


        

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